2010年1月25日月曜日

稽古と練習

一般的には同じ意味に使われ勝ちだが、この際、きっちり使い分けたい。
大辞林によれば
「稽古」とは古(いにしえ)を稽(かんがえる)
古人が作り上げた型などを、どんな意味があるのか?など考えながら行うことで、
伝統や歴史、文化までも包括し、精神論にも近づく。

これに対し
「練習」とは技能や学問などが上達するように繰り返し習うこと。

この両者の違いは極めて大きいと思う。

2 件のコメント:

  1. 違いを説明しろといわれると思いつかないけど
    確かに違いますね。

    ピアノを習う場合は、先生のところへ行くのは
    「お稽古」のためで「練習」のためではない。
    で、「お稽古」のために自分で「練習」しますね。

    近年は練習が必要な機会は多いけれど、
    「稽古」という意識を持つことはあまりないかも。。。

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  2. 私の感覚では「稽古」は「○○道」に通じるもの。
    単に技量が優れるに留まらず、その人の生き方にも繋がる意味を持つ。
    練習も積み重ねて極めていくことでその領域と交錯してくるのかな・・と。

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